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安らかに

2021.08.06(20:39) 138

先日訪問看護で週1回アロマケアを受けられていた患者さんが、旅立たれました。
過去の記事➡http://tsunagu2.jp/blog-entry-48.html
3年8か月もの間、毎週のアロマをとても楽しみにしておられました。
肺炎から退院後、4年間の間に体調が悪くなり、3回もの山を乗り越えられました。
体調の良い時は、在宅酸素をしながらパチンコへも行かれていました。
食べることが好きで、プロ野球が好きで・・・。
娘さんも患者さんの側で、本当に力いっぱい支えてこられました。
最期は先に亡くなられたご主人が、迎えに来られたといいます。
娘さんは「悔いはない」と、きっぱり言われます。
でも最後の数日間の出来事を細かく話されながら、「仕方ないよね・・・」言われます。
思い返しては、自分に言い聞かせているように思えてなりません。
また気にかけて、お声かけさせていただこうと思います。
安らかに

私自身も患者さんやご家族から、たくさんのことを学ばせていただきました。
そして周りのスタッフにも、たくさん助けていただきました。
ご冥福をお祈りするとともに、人生にかかわらせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

お誕生日アロマ


ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り


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あの香りが忘れられなくて

2021.07.04(23:09) 136

ちょうど1年前、私が所属する日本臨床アロマセラピスト協会(JCAA)から香りのプレゼントが届きました。
コロナ禍の中、周りにいる大変な思いをされている方に「香り」を通して支えていきましょうというプロジェクトで、精油のブレンドオイルと不織布シールを職場の方々に配りました。(2020/06/14記事)
先日職場のケアマネさんから、「あの香りが忘れられなくて・・・」とお声があり、その精油の購入の依頼がありました。
マスクの裏側に不織布シールをはりその上にブレンドオイルを1滴落とし、マスクをつけ香りを吸入します。
仕事中は常時マスクをつけなければならない中、リラックスしたい時に簡単に効率よくできる手軽な方法です。
ダイレクトに香りの分子が鼻から脳に届き、様々なホルモンが脳から分泌され、身体をリラックスの状態に導きます。

精油をお届けした翌日、朝出勤するとケアマネさんの部屋からほんわかとても良い香りがしています。
たくさんの業者さんや多職種の方が毎日のように訪問があるケアマネさんの部屋は、今日も大忙しです。
様々な方が出入りするこの空間が、いつも雰囲気が良い場でありますように・・・。

あの香りが忘れられない

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雨上がり後の庭

2021.06.06(20:39) 135

お一人暮らしで不安が強い患者さん。
この方の訪問は始まって、かれこれ5年がたちます。
受診以外は、なかなか家からは出ることができません。

この方へのアロマケアもチャレンジしましたが、主治医の許可が得られず断念。
今では心療内科のお薬がよく効き、別居のご家族や多職種の様々なスタッフのサポートを受けながら、ご自宅で過ごされています。

先日は梅雨の合間、とても天気が良く、庭のお花が雨に濡れとてもきれいでした。
そんな美しい花の姿に連れられて、庭まで出てこられお見送りしてくださいました。
手を振って見送って下さる姿はとても嬉しく、ここまで安定されて良かったなぁーと実感したひとときでした。


Yさん庭1 

Yさん庭2 Yさん庭3



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しばらくの間

2021.05.05(20:33) 134

去年夏から訪問看護でアロマケアが始まった患者さん、余命も宣告され「食べれない」「飲めない」「しんどい」「便が出ない」といった数々の苦痛があり、在宅で点滴もされていました。
しかし今では症状が改善され、外出や外食もできるようになられました。
主治医の先生もびっくり!
もともと香りや香辛料がお好きな方で、アロマの受け入れもスムーズでした。
「本当に気持ちがいい。ありがたいな~。」と言われながら施術を受けられ、週1回のアロマケアを楽しみにされています。

介護負担のため、しばらくの間ロングショートに行かれることになりました。
今日の訪問では「娘のために負担をやわらかくしてあげんとな」と笑顔で言われました。
いつも一生懸命かかわっておられる娘さんへの思いやりを感じました。
ご自分の心身の状況に余裕ができたのだと思います。
「また2か月後お会いしましょうね!」と約束を交わし、今日のアロマケアを終え帰ってきました。

留守にされていた娘さんへの、メッセージもそっとおいてきました。
素敵な親子の笑顔が、これからも続いていきますように・・・。
願いを込めて。

レター

庭S2 庭S1
 雨露を浴びた庭の素敵なお花達。次回訪問させていただいたときは、どんな庭になっているか楽しみです。



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痛みのある難病患者さんへのアロマケアが始まりました

2021.03.28(22:56) 133

桜の花が咲き始め、春がやってきました。
コロナも少し落ち着きましたが、まだ油断はできません。
地域では、そろそろワクチン注射の準備が始まりつつあるようです。

そんな中、訪問看護の患者さんで新しくアロマケアが始まりました。
その患者さんは、難病で常時辛い痛みとしびれを抱えられています。
鎮痛薬の効果はこれ以上期待できず、主治医からは気持ちを外に向けることを助言されています。
不眠症状もあり、眠剤をのんでも効かないとのことで現在は内服をやめられています。
生活に良いと思われるものは色々取り入れて今の状態を改善しようと努力されていますが、なかなか良い方向に向かわない状況です。

そこで、看護ケアとしてアロマセラピーの介入はどうかというお話をいただきました。
アロママッサージにより、筋緊張を緩め快情動を高め痛みやしびれの緩和すること、香り刺激やタッチングにおけるリラクゼーションを提供し苦痛から解放される時間をつくること、また不眠の改善につなげることを目標にサポートしていこうと思っています。
感染対策として訪問中は看護師も患者さんもマスクをしている中、患者さんのマスクの中には精油を含ませた不織布シールを貼り、ゆっくり呼吸をすることを促していきます。
精油の種類は〝ベルガモット”、先日のアロマセラピー学会で疼痛抑制効果があると発表されていたものです。
またベルガモットの香りの作用は、うつ症状や不安症状改善効果もあります。
そして数種類の精油をブレンドしたオイルで背中、両下肢をゆっくりマッサージしていきました。
患者さんからは、「マッサージ中はとても気持ちが良く、痛みを忘れられる時間ができました。アロマの後は、鋭い痛みが〝ぼわーん”とした鈍い痛みに変わるんです。そして少し痛みが楽になります。」と早速良い反応をいただいています。

そこで患者さんの痛みをもっときちんと理解したいと思い、ペインスケール表を作成し記載していただくようお願いしました。
痛みはどんな時に楽になるのか、少しでも導き出せたらいいなぁーと期待を込めて。
こうしてこれからアロマケアを必要とされる患者さんへの、継続的なケアがはじまりました。


ペインスケール

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  5. 痛みのある難病患者さんへのアロマケアが始まりました(03/28)
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