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“老い”と向き合う

2018.03.25(23:00) 63

 先日ふとしたきっかけで、“老い”をテーマにした歌を見つけました。
曲をYouTubeで聞いてみると、優しい語り口調でまた感動。
そんな内容の詩を紹介したいと思います。
  

 「手紙~親愛なる子供たちへ~」         樋口了一

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを 理解してほしい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように
見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり、様々な理由をつけて
嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったなら
あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを 知るのはつらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔でこたえたい

私の子供たちへ
愛する子供たちへ

tegami

親から子供へのメッセージを通して、“老い”は悲しいことではないこと、そして“老い”と向き合うことを考えさせられます。



ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り


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