桜の花が咲き始め、春がやってきました。
コロナも少し落ち着きましたが、まだ油断はできません。
地域では、そろそろワクチン注射の準備が始まりつつあるようです。
そんな中、訪問看護の患者さんで新しくアロマケアが始まりました。
その患者さんは、難病で常時辛い痛みとしびれを抱えられています。
鎮痛薬の効果はこれ以上期待できず、主治医からは気持ちを外に向けることを助言されています。
不眠症状もあり、眠剤をのんでも効かないとのことで現在は内服をやめられています。
生活に良いと思われるものは色々取り入れて今の状態を改善しようと努力されていますが、なかなか良い方向に向かわない状況です。
そこで、看護ケアとしてアロマセラピーの介入はどうかというお話をいただきました。
アロママッサージにより、筋緊張を緩め快情動を高め痛みやしびれの緩和すること、香り刺激やタッチングにおけるリラクゼーションを提供し苦痛から解放される時間をつくること、また不眠の改善につなげることを目標にサポートしていこうと思っています。
感染対策として訪問中は看護師も患者さんもマスクをしている中、患者さんのマスクの中には精油を含ませた不織布シールを貼り、ゆっくり呼吸をすることを促していきます。
精油の種類は〝ベルガモット”、先日のアロマセラピー学会で疼痛抑制効果があると発表されていたものです。
またベルガモットの香りの作用は、うつ症状や不安症状改善効果もあります。
そして数種類の精油をブレンドしたオイルで背中、両下肢をゆっくりマッサージしていきました。
患者さんからは、「マッサージ中はとても気持ちが良く、痛みを忘れられる時間ができました。アロマの後は、鋭い痛みが〝ぼわーん”とした鈍い痛みに変わるんです。そして少し痛みが楽になります。」と早速良い反応をいただいています。
そこで患者さんの痛みをもっときちんと理解したいと思い、ペインスケール表を作成し記載していただくようお願いしました。
痛みはどんな時に楽になるのか、少しでも導き出せたらいいなぁーと期待を込めて。
こうしてこれからアロマケアを必要とされる患者さんへの、継続的なケアがはじまりました。

コロナも少し落ち着きましたが、まだ油断はできません。
地域では、そろそろワクチン注射の準備が始まりつつあるようです。
そんな中、訪問看護の患者さんで新しくアロマケアが始まりました。
その患者さんは、難病で常時辛い痛みとしびれを抱えられています。
鎮痛薬の効果はこれ以上期待できず、主治医からは気持ちを外に向けることを助言されています。
不眠症状もあり、眠剤をのんでも効かないとのことで現在は内服をやめられています。
生活に良いと思われるものは色々取り入れて今の状態を改善しようと努力されていますが、なかなか良い方向に向かわない状況です。
そこで、看護ケアとしてアロマセラピーの介入はどうかというお話をいただきました。
アロママッサージにより、筋緊張を緩め快情動を高め痛みやしびれの緩和すること、香り刺激やタッチングにおけるリラクゼーションを提供し苦痛から解放される時間をつくること、また不眠の改善につなげることを目標にサポートしていこうと思っています。
感染対策として訪問中は看護師も患者さんもマスクをしている中、患者さんのマスクの中には精油を含ませた不織布シールを貼り、ゆっくり呼吸をすることを促していきます。
精油の種類は〝ベルガモット”、先日のアロマセラピー学会で疼痛抑制効果があると発表されていたものです。
またベルガモットの香りの作用は、うつ症状や不安症状改善効果もあります。
そして数種類の精油をブレンドしたオイルで背中、両下肢をゆっくりマッサージしていきました。
患者さんからは、「マッサージ中はとても気持ちが良く、痛みを忘れられる時間ができました。アロマの後は、鋭い痛みが〝ぼわーん”とした鈍い痛みに変わるんです。そして少し痛みが楽になります。」と早速良い反応をいただいています。
そこで患者さんの痛みをもっときちんと理解したいと思い、ペインスケール表を作成し記載していただくようお願いしました。
痛みはどんな時に楽になるのか、少しでも導き出せたらいいなぁーと期待を込めて。
こうしてこれからアロマケアを必要とされる患者さんへの、継続的なケアがはじまりました。

ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り
新しい年となり、まだまだコロナウイルスは世の中を脅かしています。
わが地域でも二度目の緊急事態宣言が出ており、感染防止対策を怠ることはできません。
2月に入り、マスク、ゴーグルやフェイスシールドを装着し、利用者さんのご自宅に訪問させていただいています。
そんな中ケアマネージャーさんからお話をいただき、新しくアロマケアが必要な患者さんの訪問が始まります。
在宅酸素療法中で、幻聴、不眠、呼吸困難のある患者さんです。
難聴でコミュニケーションにも時間を要します。
まずは夜が眠れるよう、そして不安感や息苦しさから解放される時間となるようアロマの時間を提供させていただけたらと思います。
主治医の先生にもアロマの許可をいただきました。
アロマを通して、患者さんやご家族ともしっかりかかわっていきたいと思います。

わが地域でも二度目の緊急事態宣言が出ており、感染防止対策を怠ることはできません。
2月に入り、マスク、ゴーグルやフェイスシールドを装着し、利用者さんのご自宅に訪問させていただいています。
そんな中ケアマネージャーさんからお話をいただき、新しくアロマケアが必要な患者さんの訪問が始まります。
在宅酸素療法中で、幻聴、不眠、呼吸困難のある患者さんです。
難聴でコミュニケーションにも時間を要します。
まずは夜が眠れるよう、そして不安感や息苦しさから解放される時間となるようアロマの時間を提供させていただけたらと思います。
主治医の先生にもアロマの許可をいただきました。
アロマを通して、患者さんやご家族ともしっかりかかわっていきたいと思います。

ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り
訪問の仕事も昨日で仕事納めでした。
先日亡くなられた利用者さんのお宅に、お参りをさせていただきました。
高齢で難病だった利用者さんは、息子さんと2人暮らし。息子さんは仕事のため、日中独居の生活でした。
多くの介護サービスを受けながら、最期まで家で過ごされました。
息子さんが作られた食事をしっかり食べ、自分の力でトイレに行き、体調良い時は感謝の気持ちを伝えて下さる・・・週1回のかかわりでしたが、限られた時間の中でその時必要なケアをさせていただいていました。
息子さんもしっかり利用者さんとかかわられ、利用者さんも息子さんに感謝しながら毎日過ごされている。。。そんな温かな様子を感じていました。
利用者さんや息子さん以外にも様々な関係機関との連携が必要で、利用者さんを通じて色々勉強させていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

午後からは、今年最後のアロマケア2件でした。
1件目はアロアケアを受け4年目に突入された利用者さん、毎回年末年始は体調を崩されますが今年は落ち着かれています。
いつも頑張って介護をされている娘さんの方が、気がかりです。
2件目は今年の9月からアロマケアが始まった利用者さん、どんどん体調が良くなられ外出や外食もできるようになられました。
余命を宣告されていたのが嘘のようです。
毎週のアロマを楽しみにされています。
こうして1年の締めくくりの1日が終わりました。
今年はコロナウイルスの影響で大変な世の中でしたが、不安を感じて施術を断られる方も誰一人いらっしゃいませんでした。
アロマケアは、その方にとって生きていくために必要なケアだと感じていただけているからだと思っています。
今年1年かかわらせていただいた皆様、本当にありがとうございました。
2021年もまた、アロマケアを受けQOLが向上するよう、また必要な方にアロマをお届けできるよう頑張ってまいります。
先日亡くなられた利用者さんのお宅に、お参りをさせていただきました。
高齢で難病だった利用者さんは、息子さんと2人暮らし。息子さんは仕事のため、日中独居の生活でした。
多くの介護サービスを受けながら、最期まで家で過ごされました。
息子さんが作られた食事をしっかり食べ、自分の力でトイレに行き、体調良い時は感謝の気持ちを伝えて下さる・・・週1回のかかわりでしたが、限られた時間の中でその時必要なケアをさせていただいていました。
息子さんもしっかり利用者さんとかかわられ、利用者さんも息子さんに感謝しながら毎日過ごされている。。。そんな温かな様子を感じていました。
利用者さんや息子さん以外にも様々な関係機関との連携が必要で、利用者さんを通じて色々勉強させていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

午後からは、今年最後のアロマケア2件でした。
1件目はアロアケアを受け4年目に突入された利用者さん、毎回年末年始は体調を崩されますが今年は落ち着かれています。
いつも頑張って介護をされている娘さんの方が、気がかりです。
2件目は今年の9月からアロマケアが始まった利用者さん、どんどん体調が良くなられ外出や外食もできるようになられました。
余命を宣告されていたのが嘘のようです。
毎週のアロマを楽しみにされています。
こうして1年の締めくくりの1日が終わりました。
今年はコロナウイルスの影響で大変な世の中でしたが、不安を感じて施術を断られる方も誰一人いらっしゃいませんでした。
アロマケアは、その方にとって生きていくために必要なケアだと感じていただけているからだと思っています。
今年1年かかわらせていただいた皆様、本当にありがとうございました。
2021年もまた、アロマケアを受けQOLが向上するよう、また必要な方にアロマをお届けできるよう頑張ってまいります。
ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り
アロマセラピスト活動も、訪問看護の中での活動が増えてきています。
先日先輩スタッフからお声がかかり、また新たにアロマケアが必要とされている患者さんとのご縁をいただきました。
その患者さんは手術の影響で、たくさんの苦痛と不自由さをかかえておられます。
全盲で味覚も嗅覚も失われ、最近では聴覚も衰えてこられています。
でも触覚は敏感なくらいしっかりとあります。
そして治療も頑張っておられ、月の半分は吐き気や全身のだるさといった副作用と戦われています。
そんな中、アロマケアをとても楽しみにされていると聞いています。
主治医の先生への許可をいただき、看護計画にもあげ、ようやくアロマケア開始の準備が整いました。
嗅覚を失われているため、効能重視で精油の選択をします。
マッサージ(触覚刺激)の心地よさを、しっかり感じていただこうと思います。
残り香による香りのケアは、いつも支えられているご家族のために・・・。
役割をしっかり引き受けました。

先日先輩スタッフからお声がかかり、また新たにアロマケアが必要とされている患者さんとのご縁をいただきました。
その患者さんは手術の影響で、たくさんの苦痛と不自由さをかかえておられます。
全盲で味覚も嗅覚も失われ、最近では聴覚も衰えてこられています。
でも触覚は敏感なくらいしっかりとあります。
そして治療も頑張っておられ、月の半分は吐き気や全身のだるさといった副作用と戦われています。
そんな中、アロマケアをとても楽しみにされていると聞いています。
主治医の先生への許可をいただき、看護計画にもあげ、ようやくアロマケア開始の準備が整いました。
嗅覚を失われているため、効能重視で精油の選択をします。
マッサージ(触覚刺激)の心地よさを、しっかり感じていただこうと思います。
残り香による香りのケアは、いつも支えられているご家族のために・・・。
役割をしっかり引き受けました。

ホリスティック隠れ家ケアルーム TSUNAGU便り
世の中は新型コロナウイルスの波がおさまらない状況です。
私たちの地域でも、毎日数人感染者が出るか出ないか・・・と油断を許せない状況です。
この猛暑の中、マスクの着用は本当につらい・・・。
特にお風呂の介助となると、前後には必ず水分補給をしてから挑みます。
マスクも冷感効果のあるものが、スタッフ全員に支給されました。
看護する側も、熱中症に注意しながらの対策が必要となり、この夏本当に大変な思いをしています。
以前の記事(香りでエール!)に加え、私が所属する団体「臨床アロマセラピスト協会(JCAA)」から第2弾としてアロマスプレーが送られてきました。
ペパーミントベースでのブレンドオイルで、マスクにシュッとスプレーすると、すっきりした爽やかな香りが放ちます。
スタッフにこの香りで少しでも涼しく感じてもらい、この猛暑の中の仕事を乗り切ってもらおうとステーションの机の上に設置しました。

1か月がたち、小瓶のブレンドオイルもマスクスプレーも空に近くなりました。
また追加して、そっと置いておこうと思います。
私たちの地域でも、毎日数人感染者が出るか出ないか・・・と油断を許せない状況です。
この猛暑の中、マスクの着用は本当につらい・・・。
特にお風呂の介助となると、前後には必ず水分補給をしてから挑みます。
マスクも冷感効果のあるものが、スタッフ全員に支給されました。
看護する側も、熱中症に注意しながらの対策が必要となり、この夏本当に大変な思いをしています。
以前の記事(香りでエール!)に加え、私が所属する団体「臨床アロマセラピスト協会(JCAA)」から第2弾としてアロマスプレーが送られてきました。
ペパーミントベースでのブレンドオイルで、マスクにシュッとスプレーすると、すっきりした爽やかな香りが放ちます。
スタッフにこの香りで少しでも涼しく感じてもらい、この猛暑の中の仕事を乗り切ってもらおうとステーションの机の上に設置しました。

1か月がたち、小瓶のブレンドオイルもマスクスプレーも空に近くなりました。
また追加して、そっと置いておこうと思います。