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7月の高齢者施設にて

2019.07.21(22:34) 100

先日は月1回の高齢者施設でのアロマボランティアの日でした。
今回は月曜日の訪問だったため、初めてお会いする方もいらっしゃいました。

80代くらいの女性の方とお会いしました。
「今日はしんどくて、しんどくて。朝から寝たり起きたりしているの。」
呼吸は浅く、やや頻呼吸です。
昨日の夜、眠れなかったのでしょうか?
何か疾患による別の症状があるのでしょうか?
それとも何か不安なことを抱えていらっしゃるのでしょうか?
『そうなんですね。それはお辛いですね。』と声をかけ、リラックス系の香りのオイルでゆっくり両手をマッサージしていきました。

利用者さんは目を閉じ、マッサージの心地よさに身を委ねておられました。
すると浅く速かった胸郭の動きがゆっくりになり、椅子に座ったままウトウト眠られたようでした。
そして目が覚められお顔をのぞくと、少しさっきよりすっきりされた表情をされていました。
そして私が施設にお邪魔している時間帯は、一度もベッドで休まず椅子に座っていらっしゃいました。

それから数名の方のマッサージをさせていただきました。
片麻痺で一方の手が不自由な方が多かったです。
麻痺で拘縮した手を、ゆっくりとマッサージをしながら緊張をといていく時間が私はとても好きです。
痛がる方は今までいらっしゃらず、表情がゆるみとても喜んでいただけるからです。

そして今日のトピックス!
月間スケジュールの1つに、“アロマ”の時間を入れて下さっていることが、とても嬉しかったです。

高齢者施設カレンダー

利用者の皆様もスタッフの皆様も、これからもアロマの時間を楽しみにしていてくださいね。
短い時間ですが、皆様がリラックスでき、リフレッシュでき少しでも心地良い時間を過ごせるよう努めて参りたいと思います。

申し訳ありませんが8月は多忙のためお休みさせていただき、今度はまた9月にお会いしましょうね!




Holistic隠れ家Care room 「Tsunagu」便り


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2019年初、高齢者施設にて

2019.01.12(23:23) 89

2019年になり、初めての高齢者施設でのアロマハンドマッサージの日でした。
いつものお顔がたくさんあり、皆さん体調等崩されていないようで安心しました。
今日も多くの方に、ハンドマッサージを受けていただきました。

そんな中初めてお会いした80代の女性の利用者様Aさん。
6人の大家族で生活されています。
お嫁さんが働きに行かれているため、平日はすべての家事を担っているとのことでした。
身なりや口調もしっかりされ、ご高齢と言えどもご家族みんなから頼りにされていることがうかがえます。
「土日はお嫁さんが家のことしてくれるから、私はフリーなの。だからこうしてここに来ているの。」と言われます。

お話をきかせていただきながら、よく家事をこなし頑張ってくれている両手を愛護的にゆっくりハンドマッサージをしていきました。
「こんなことしてもらったの初めて!すごく気持ちいいわ~!こんなことまでしてもらって、本当にありがたい!」と喜ばれ、とても感謝していただきました。
Aさんにとって日頃の家事から離れられリフレッシュタイムの今日、ハンドマッサージを受けていただけて良かったです。
しっかりリフレッシュでき、週明けからご家族のためにまた頑張れますように・・・。

そして午前中は血圧が高くムカムカしてお昼食欲もなく、さっきまでベッドで休まれていたという80代のBさん。
お話を伺う中で、今日血圧が高いのは昨夜睡眠不足だったことが予測されます。
リラックス系の精油でブレンドしたアロマオイルを使用し、ゆっくりハンドマッサージしていきました。
「何か今は体がすっきりしてきた感じがするわー」と笑顔。
今日の夜はゆっくり眠り、明日は体調の良い1日が送れますように・・・。

今年もまた月に1回、施設にお邪魔させていただきますね。
短い時間の中、皆様にとって良いひとときとなりますよう、香りやマッサージを通してかかわらせていただこうと思っています。
利用者さま、そしてスタッフの皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。


(利用者さんたちが力を合わせて作成された作品)
   ↓↓↓
高齢者施設 だるま作品


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パタカラライブ

2018.10.28(17:31) 83

とある高齢者施設で行われた、「パタカラライブ」に行ってきました。

姫路出身のシンガーソングライター種浦マサオさんが、高齢者の誤嚥性肺炎予防活動のために行なわれたステージでした。
よく知っている歌を替え歌にした歌詞をみんなで歌い、笑い、利用者さんもケアスタッフの方たちも、みんなでとても楽しい時間を過ごしました。

パタカラライヴ1

「瀬戸の花嫁」の歌を歌うと、お嫁にきたときのことを思い出し、涙される人もいました。
「北国の春」の替え歌では、食べ物のことを連想することで唾液がでると共に消化管の活動も良くなり、また歌詞の内容からプッと笑いがおき、体の中ではたくさんの良い反応がおこっていることが想像できます。

パタカラライヴ2

種浦さんが作られた「パタカラ音頭」という歌は、
“パタカラパタカラ どんどんどん”
手拍子がおこり、体が自然に動くような拍子のリズムでした。
「ぱ」「た」「か」「ら」という言葉を発声することで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶために必要な筋肉を鍛えられます。
嚥下に問題がある人は、食事前にパタカラと数10回発声し、口を動かしてから食事を食べると誤嚥予防に良いと言われています。
また歌うことは、表情筋、口輪筋、舌を使い喉を鍛えることができます。
そして幸せな気分にもなります。

歌を通して楽しく口腔リハビリをすることで誤嚥性肺炎を予防し、いつまでも自分の口から食事を美味しく食べてハッピーな気持ちで生きていく・・・種浦さんの活動も、私が行っているアロマセラピー活動と同じ、病気を予防し、いつまでもその人らしく過ごしていくサポートをしている取り組みだと感じました。
そんな素敵な取り組みが、これからどんどん広まっていくといいなぁ・・・。

追記:ちなみに種浦マサオさんの経歴を調べると、私の出身高校の先輩でした。(*´∀`人 ♪



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温かい手

2018.09.24(22:48) 79

少し気温もさがり、段々と秋らしくなってきました。
新しい白衣を着て、今日は高齢者施設でのアロマハンドマッサージの日でした。

白衣

月曜日に訪れるのは初めてで、新しい出会いがたくさんありました。
女性の方が多く、昔交通事故にあい手が変形されている方、脳梗塞の後遺症で冷感があられるかた、編み物をし過ぎて腕の張りが辛い方・・・色々な方がいらっしゃいました。
お一人おひとりの状況に合わせながら、ハンドマッサージをさせていただきました。

ハンドマッサージ


「あなたの手、すごく温かい・・・」
「ほんと温かくて、気持ちがいいわ・・・」
「なぜ、そんなに温かいの?」
利用者さんそれぞれから、マッサージをするたびに声をかけられました。

ここ数か月前から、「何て温かい手」と言われることが多く、自分自身でも自覚していました。
以前はファーストタッチが冷たいことが気になり、よくカイロで手を温めてから施術をしていました。
手が温かい理由として
①寒い季節ではない
②緊張しなくなった(マッサージを提供することに慣れた)
③マッサージで触れさせてもらいながら、私も触れられているため、癒されているから
と自分自身で分析してみました。

やわらかい素材、優しい丸みをおびたデザインの白衣を着て、優しい香りに包まれながら、温かい手でのマッサージ・・・利用者さんにとって優しくて暖かな‘ひだまり’のような存在でいることが理想です。

また来月お会いしましょう。

デイ作品

 (利用者のみなさんが協力して作られた作品)







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アロマケア専用タオル

2018.09.02(22:18) 78

先日、高齢者施設でのアロマセラピスト活動での出来事です。
いつもタオルは施設から準備していただいているレンタルタオルを使わせてもらっていましたが、何とアロマケア専用タオルができていました!

デイアロマタオル

月一度のアロマセラピーの時間を、施設のイベントとして仲間入りさせてもらえた・・・そんな気持ちになり、とっても嬉しくなりました。
大切に使わせていただきます!
ありがとうございました。
施設の方には、使用後洗濯のお世話をいただきますが、どうぞよろしくお願い致します。


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高齢者施設にて
  1. 7月の高齢者施設にて(07/21)
  2. 2019年初、高齢者施設にて(01/12)
  3. パタカラライブ(10/28)
  4. 温かい手(09/24)
  5. アロマケア専用タオル(09/02)
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